【31か国目】ポルトガル
ここ数年間ずっと行きたかった国、ポルトガル。
日本とのつながりも深いこの国は、どこか潮風香る気がした。
憧れていた。
古い街並みに路面電車が走る姿。ユーラシア大陸最西端という響き。そして、大航海時代に躍動した国。たぶん男は好き笑。だけど、女子が好きそうな可愛い街や雑貨、美味しいものもたくさんある。
リスボンかっけー!カメラのシャッター押すのに忙しい。ご飯も美味しい。味付けが合うのか、何を食べてもうまかった。こりゃ、気持ちいいや。
大航海時代を切り開き、海の向こうを目指した人たち。
こんな何があるかわからない海に繰り出すなんてかっこいいぜ。めちゃめちゃ怖い。でもそれ以上にワクワクしちゃったんだろうな。船の先端に立って、水平線を眺めているのはさぞ快感だろう。にしても、男ばっか笑。こうやって男は早く死んでいってしまうんだろうな。きっと生まれつきちょっと頭悪くできてる気がするけど、生まれ変われるならまた男がいいな。
おいおい、めちゃめちゃ可愛いな、オビトス。
どこを見てもシャッターチャンスだ。アナザースカイごっこが進むぜ笑。でも昔ながらの街って城壁に囲われていることがほとんどだ。敵がいて、争いがあったことの証だ。その分、内側を楽しくなるように工夫したのかもしれないな。
コインブラ大学の図書館に行ってみた。元々、日本でも海外でも本屋や図書館の雰囲気が好きでよく訪れていたが、ここはダントツ一番だった。本や図書館を見て涙が出てきたのは初めてだった。昔は本がどれほど貴重なものだったのか、さらに言えば知識というもの貴重さと、積み重ねてきた重みがその空間には存在した。ここを目的に旅した人、ここに積み重なった知識を学んで未来へ進んでいく学生。時空が閉じ込められていて、そこはさながらタイムマシン。過去と未来を、現在の図書館がつないでいる。ロマン満載の場所だった。
やっと訪れることができた、僕にとっての夢の国は、
夢見た男たちの香りを、潮風に乗せて届けてくれる場所だった。
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