【26か国目】メキシコ
神秘的。今までで最もこの言葉を感じた国、メキシコ。
今と昔がミックスされた、懐の深さが印象的だった。
初メキシコは、世界的に有名なリゾート地カンクンから。
海の色が、これまで見たどの海よりもハッキリとした色だった。
淡さはなく、強烈なブルーって感じ。
USドルも使えるし、治安はいいし、イメージのメキシコではない。
安心して滞在ができるけど、メキシコ感や旅感はあまりない。
そして、ひとりで来るところではなかった笑。
ただ、そこから訪れたチチェン・イッツァは神秘的なマヤ文明そのものだった。
映画の世界のような、教科書の中の世界のような、僕の中で虚構だった世界がそこには存在していた。太陽を中心にした文明。今も昔も、人の本質は変わらないのかもしれない。
メキシコシティは大都会なんだけど、メキシコっぽい。
ちょっと荒い感じが心地よかった。タクシー乗ってたら運転手が勝手にランチタイムになっちゃうし‥。まあ、一緒に食べたけど。
またここでも1時間くらい離れた、ティオティワカンっていう遺跡を訪れたけど、デカい。ただただデカい。その中でも一番大きい、太陽のピラミッドってやつに登ったけど、途中で落ちるかと思った。エジプトのピラミッドとはまた違う傾斜。急勾配。欧米の太った人とか、本当に死にそうな顔して登ってきた。でもそこからの景色は壮観で、昔の人と同じ景色を見ることができている気がしてワクワクした。ここでも主役は太陽と月。はるか昔から、ここは太陽の国だったんだ。
結局、僕らも自然の一部で、自然に生かされている。
忘れてしまいがちだけど。
謙虚さを失うことで、様々なものが壊れていく。
人も自然も地球も。
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