【4カ国目】チリ
縦に細長い国、チリ。
そこには砂漠から絶海の孤島まで、地球の神秘に溢れていた。
<イースター島>
モアイが暮らす島で久びさにチャリに乗る。
風がめっちゃ強いけど
やっぱチャリはいいねぇ。
夜で真っ暗になって泣きそうだけど
やっぱチャリはいいねぇ。
想像よりもずっと大きいモアイたちが見てくるけど
やっぱチャリはいいねぇ。
風に吹かれながらゆっくりできるから自転車は好きだ。
おれにはこいつのテンポが一番合うみたいだ。
あぁ、またみんなでチャリ旅行してぇなぁ。
それにしても、このモアイたち。
本当にすごいものは、シンプルでも見ていて飽きないんだな。
動き出せよ!
お前はどこへでも行けるんだろ?
動けば変わるとは限らないけど、
動かなければ何も変わらないぜ?
そう言う彼らは、どこを見ているのだろう。
なぜ口をつぐんでいるのだろう。
ただそこに佇む。
なんの意味があって?なにを目指して?
世界はロマンに溢れていた。
自分のこれまでの人生を肯定してあげよう。
「どれもが自分にとって必要だった。」
そう思えた途端、意識がスッと前を向く。
そして妙に気分が高揚してくる。
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