【24か国目】フィリピン・セブ
世界で2番目に島が多い国、フィリピン。
たった2つの島しか行くことができなかったけど、やっぱり島旅は楽しい。
4時間30分。日本からセブまでの所要時間。
正直あっという間だ。
なんとなくグアムやハワイのような「The リゾート」を想像していたけど、
結構アジアの地元感があって、いい意味で期待を裏切られた。
何よりフィリピン、異様に落ち着く笑。
今回は高級ホテルに泊まったんだけど、堅苦しさは一切なく、スタッフもフレンドリー。
欧米と違って背格好が似てるからかな?フィリピンと日本の交流は結構あるけど、その理由がなんとなくわかる気がした。親しみやすい。
滞在はとても気持ちの良いものだった。
飯もどこか味付けが日本風だし、きれいな海、ワイルドな森。
そして島ごとの多彩な顔。
セブから2時間くらいフェリーで行く、定番の観光地ボホール島にも行ったけど、小高い丘が連なるチョコレートヒルズや、世界一小さな猿ターシャなどを見るよりも、移動中の田んぼだったり、川だったり、はたまた民家やそこで生活している人を見ている方が楽しかった。
まるで日本のようだ。
日本も発展している都市部よりも、少し移動したところに、本当に面白いもの、美しい景色、美味しい食事がある。しかもそれがまだ世界的にはあまり知られていない。
フィリピンにも日本にも、それぞれ改善していかなければならないことはあるけど、アジアにはまだまだ魅力が溢れている。世界的に流行の禅やミニマリズムなど、思想的にも見直されている今、アジア内で争っている場合じゃない。
世界を考える前にアジアを。さらに言えば、アジアを考える前に日本を。日本を考える前に地元を。地元を考える前に家族を。家族を考える前に自分を。そして自分を考えることは世界を考えることだと気づく。一つ一つ、自分ができることを着実にクリアしていこう。そんな思いが体を駆け巡っていく。フェリーでフィリピンの海に揺られながら。
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